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超ホモ・サピエンス日記サテライト。

このブログはノンフィクションです。

動物性たんぱく質。

御歳、85歳となるクリント・いーすとウッド御大。

御大の映画で、「人生の特等席」(2012)という映画があって、この映画は私的には映画自体はイマイチと言うか、ヒューマン狙いすぎて、ちょっとね・・・と言う所なんだけど、まあ、泣ける映画なので軽く感動したい時にはおススメです。

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人生の特等席 - Wikipedia

父と娘の関係の再生物語。この頃の御大の作る映画がものすごく素晴らしい作品を連発してて、だから余計に比較してしまってイマイチ感が否めなかったんだと思う。

人生の特等席 [DVD]

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 ただ、私は、どうしても忘れられない衝撃の場面があって、多分一生、忘れないんだけど、頻繁にそのシーンを思い出す。で、そのシーンの動画を探したんだけど無いので、言葉で説明しますね。

 

映画が始まって多分すぐ。最初の頃のシーン。

 

父親の体調を心配して、朝早く、娘が父の家を訪ねる。

なんかアメリカの親子関係って、大人になって独立すると、ちょっと親子間でも距離があって、実家に帰るときも「ども~おじゃまします~」みたいなかんじなんだよね(勝手な印象)

 

んで、朝イチに家に行く娘。父は、まだ起きたばっかりぽい感じ。ちょっと不機嫌なかんじの父。「何しに来たんだ、おまえは!こんな朝早く!」みたいな口ぶりで。まあ、いつもの調子みたいなんだけど。ぶっきらぼうで。

 

で、父は台所に立って、フライパンを火にかける。

んで、冷蔵庫から「肉」(たぶん牛肉)の超デカイ塊を、

ばーんみたいに出して、ぼーんぼーんって乱暴にフライパンにぶち込むのね。

んで、じゃーって、焼いてる。

つまり、ステーキ、焼いてる。朝から!

http://las-vegas.eat24hours.com/files/cuisines/v4/steak-house.jpg (イメージ)

娘が「今も、朝から、それなのね・・・(やれやれ)」みたいな感じで、嫌味っぽく言うと「なにが、悪いのかー!!!(怒)」「男は(だったか、アメリカ人はだったか)こうじゃなきゃ、ダメだ!!!」みたいな感じのことを言う。

 

さらに、たしか、皿にも盛り付けないで、その焼いたフライパンごと「どーーん」ってテーブルの上において、娘を無視して、ステーキをやっつけ始めるんだよね!!!

 

フランパンのままだよ!

熱いじゃん!(火傷するわよお父さん)

 そしてそのフライパンを、直接、テーブルに置いたら

テーブルが焦げるじゃん!!!(やめてよお父さん)

でも、フライパンに直接ナイフとフォークを突っ込んで黙々と食べ続ける、御大。

フライパンに傷がつくじゃんっ!!!(やめてよお父さん)

っていうか、御大の見た目が、たしかに頑固そうにも見えるけど、ちょっと草食動物っぽい穏やかさも感じさせてしまうじゃないですか?なんか仙人ぽい悟りの境地にあるかのような雰囲気をまとってるしさ、まだ映画、始まったばっかりだから、普段の御大のイメージでこっちも見てるわけ。だから、なんか違和感がぱりぱりなのね。

 

で、多分、いわゆる

【古いタイプの、アメリカの、田舎の、頑固な、男】

という父親のキャラを印象づけたくて、そのシーンになっていることはよく分かるんだけど、それが

【男は、黙って、朝から、ステーキ】

という強烈な場面として、私の脳裏に焼き付けられることとなったのでした。

いまでも、このシーンは私の映画名場面のなかで、結構上位に食い込むぐらい。

すごく象徴的なシーンなんです。ほんと、忘れられない。

 

ステーキを食べる時、いつも御大のヨークシャーテリアみたいな白いふわふわの髪の毛と、額に刻まれたシワと、フライパンから直ステーキという映像が三位一体となって脳裏に浮かんでいます。

 

でね、この「朝からステーキ」ってのは日本人の胃腸には良くないですよね、多分。

もともと、米食いの日本人にとって、肉食は余り適さないだろうと思うの。狩猟民族だったアングロサクソンと違って、日本人は農耕民族だしね、朝から「よーし、今日もいっちょ、マンモスのひとつやふたつ、しとめるでー!」なんて血圧高くしても、仕方が無いんですよね。大抵くる日もくる日も静かに田んぼに行ってシコシコ雑草抜いたり、畑に行ってホウレンソウの間引きしたり、地味だから。活動、地味だからね、あんまりいらないの、そういう要素。必要ない。こんな血圧上げてもさ、使い道無いのよ。血気盛んになっちゃってさ、隣の家の五郎太さんと喧嘩になったりしたら面倒だから、余計な事しないほうがいいしょ。

 だし、寝起きで、ステーキ食べたいかっ!って思うんだけど。

しかも、歳が歳でさ。

 

ま、映画でも都会の弁護士である娘は、もちろんヘルシーな食生活に気を配っている、今時のオナゴですから「おとうさん、そんな生活、体に悪いわよ」ってな事を言うんですけどね。まー、聞かないよね、そんなたわごと。

 

でね、まー、なにが言いたいかって言うとですね、実は、私も半年か一年にいっぺんくらい、朝、パチって目が覚めたらね、「肉が食いたい」って思う朝があるんですよ!これが。そういう目覚めも、あるんですよ!

 

昔はね、そんなの、無かったんです。全然、無かったんです。それがね「血のしたたるような、肉が食いたい」って、目覚めた瞬間、目の前に浮かぶんです。

 

なんなんでしょうかね?(笑)

 

男性なら、毎日そういう人いそうですけどね、しかも若くて活動的だったときとか肉体労働の後とかなら納得も出来ますけどね、べつにいつも通りなのに、突然、一年か半年にいっぺんです。その他の時は、ほとんど肉には興味が無いんです。いや、嫌いって訳ではなくて。好きですけど。どちらかといえば野菜とかの方が。

 

ただ、その朝は、どーーーーしても、動物性たんぱく質のカタマリで無いとダメ。

あの、歯で食いちぎる感覚もセットで。

 

でね、これはなんかもう、メンタルとかの問題なんじゃないかなって思うんですよね。たぶん、歯がたんぱく質の筋肉組織を食いちぎる時だけ、得られる信号とかあってですね、多分、そういう満足感も与えてあげないといけないんじゃないかとか。で、そういう刺激を必要としてる。定期的に。多分。

たんぱく質特有の栄養素もありますけど、植物性たんぱく質じゃ、多分ダメなんですね。ビタミンやらも違うし、なにより消化のシステムが変わりますから、栄養素の取り込み方とかも、変わって来るんだと思うんですよね。

 

「動物性たんぱく質」っていうのは、日本でも魚(鯛)や猪(ぼたん)とか。結構お祝いで食べるわけですよね!一年に、いっぺんとかさ。盆と正月とか。

 だからね、そういう古来からの名残が、意外と水面下で残ってるんじゃないかなって思うんですよね。

あとは私は、結構プリミティブな体質らしく、ご飯を食べてから三時間以内に寝ると、汗びっしょりになります。代謝が高いのか朝起きるとびしょびしょです。体質的にそういうところが野性っぽいのかもしれません。

後ですねー、コレはたまにしか動物性の肉を食べないので分かるんですが、動物性の肉の塊、特に脂身もいっしょに摂取すると、ものすごくポカポカと体温が上がるんですね。それで、且つ、ずっと長時間、体温上昇が続くんです。また、消化に時間が掛かるせいか、12時間経ってもおなかが一杯なんです。且つ、ポカポカも続いている。つまり消化が緩やかに続いているわけですね。だから、肉食の日は、次の日もご飯食べなくても良いくらい、腹持ちが良いです。っていうことは、炭水化物や野菜の消化って、ものすごく早いんじゃないか・・・と私は睨んでいます。

 

だから闘いの予感がしている時とか、警戒感が高まったりすると、精神の方が先に、備えるために動物性たんぱく質を必要とするような気もします。ファイティング・モードが起動すると、そういう肉類のタンパク質のほうが、効率よく闘争心を高める気がする。だから、気性の激しい人は、なるべく肉類を控えて植物性たんぱく質にしたり、覇気の無い人はなるべく動物性のたんぱく質を取ったりすると、バランスが取れるようになるのかもしれないとか思います。また、腹持ちが良いことからも、栄養素が長く腹から吸収され続けるので、2,3日食べなくても平気なわけです。戦闘状態になった時に次にいつ食事できるか分かりませんからね。やっぱりそういう面でも、肉食が良い訳です。ま、コレいっかいやると、半年~1年は食べたいとも思わないんですけどね。1年分の肉。

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 このモーガン・すぱーロックは、もともと、ほぼヴェジタリアンらしいです。同棲している彼女が厳格なヴィーガン(卵も食べないヴェジタリアン)で、でも彼自身もともとそういう食生活を少し懐疑的ににみてたらしいんですけど、この映画の撮影で体調を崩して以来、撮影終了後には完全なヴェジタリアンに転向したみたいです。つまり、逆をやってみることで、その逆の価値を理解するような感じかな?

中途半端じゃわからない。とことん、振り切ることの素晴らしさがここにも!

 

そして、振り切った世界の頂点と、どん底の泥の中で、不屈の精神で歌い続けた男、フランキー・ヴァリ。御大と言えば「ジャージー・ボーイズ」(2013)をば、ついでに。

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御大にとってこの素晴らしい映画に溢れる愛は、彼の自身の熱い青春だったのでは…と感じさせる、丁寧な仕上がりのこの映画。名曲「Can't Take My Eyes Off You」は、娘をオーヴァードーズでなくした父フランキーの心の叫びが、ひとつの曲となり、永遠に愛する娘への慕情を切々と歌い上げる、胸を打つ感動的なシーンです。この曲が、ここまでの歌い継がれる曲となったのは、一見、恋の歌に聞こえるこの曲が実は恋の歌ではないこと。ただの惚れた腫れたの一過性のものではない、一生に一度の最愛の存在に向けて唄われる歌特有の、なにか魂のようなものが、なんだか込められているような気がする。

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このコンサートシーンで、ホーン・セクションが、一拍遅れて

「★ぷ~わあっ、★ぷ~わあっ、」ってついてくる。

その遅さが、凄く良いんだよね。まるで、フランキー自身が「もう少し早く気がついて、俺が父親としてしっかりしてれば・・・もっと娘のために、前から俺がきちんとしていたら・・・」という悔恨のようなもの。そんな出遅れた自分に対して、苛立ちを感じながらも、その事実を受け入れる、そして、唄うことで、前を向こうとする。そんなところが、見え隠れするような気がして・・・(完全に妄想)このフランキー役のジョンろいどヤングさんは、舞台でもずっとフランキーをやってるだけあって、すごくほんといい。なにより、この高音が出せるシンガーって、なかなかいないよね。喉に悪そうだよ。エンディングもいいんだこれが!ざ・フィフティーズ♪ キャスト総出で!

ソウのジョンまで、踊ってるよ~!ねー、おかーさーん!

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このね、ウドの大木・ニックの合いの手が良いんだよー!独り野太い声で、すごいいいアクセントになってる。私が、一番好きな曲は、やっぱり「シェリー」だな。

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なんか北島のサブちゃんみたいなんだよね。背もちっちゃくて似てる。

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