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超ホモ・サピエンス日記サテライト。

このブログはノンフィクションです。

思考停止の理由。

つづき。

yukisiratori.hatenablog.com

前回、述べたように、【思考停止】という行為が

すべて間違った行為や、愚かな行為とは限らない。

 

だから「それは、思考停止だ!」という指摘や攻撃は、危険だと思う。

なぜなら、誤解を生むことに、なりかねないから。

だって、思考停止それ自体は、ぜんぜん悪い事ではないのだから。

問題は、思考停止の【理由】

 私は一貫して、思考停止するには理由があると思っている。

「曇りなきマナコ」という例の有名な台詞がありますが、

眼というものは、脳と直結している。

 

視力というものは、思考によって、見たい物を見せる。

ゆえに、人々は、同じものを見ても、別のものを見る。

私の考える真実とは、こういうことだと思っている。

 

それぞれの人が、自分の目で見た物を、真実だと信じている。

見たものを、記憶として脳に格納したものを、各々が、真実とする。

だから、真実は、人間の数ほど、あるだろうと思う。

だから、【真実はひとつ】という言葉は、厄介なのだ。

 

理由が、あるのか、ないのか。

 

思考停止に理由は「無い」と考えるか、「在る」と考えるか。

 

ここでは、とりあえず「在る」と仮定します。

 

1:知らないから。

知らない事は、考えられない、考えない。

目にするチャンスが少ないから、よく分からない。

 

で、そういう場合、【思考停止】

 

これは、説明不要ですよね!?

知らないんだもん。

知ってから、考える。

以上。

 

2:自分にとって、どーでもいい事だから。

自 分の人生に深く関わる問題のほうに、沢山の時間と労力を割かなくてはいけないんです。だから、そういうことを、存分に優先していいものだと思う。私だって 人生に於いて、くだらない映画を見ることについては、労力めっちゃ掛けますよ!

時間も労力も。いろいろ調べるし、ほんの数行のレビューだって読みますよ。

 

おそらく、どんな人間であっても、必ず大なり小なり「何か」について

【思考停止】にしているモノがあるのではなかろうか。

世界中に在る全てのアタマを悩ます問題について、120%、真剣に考え続けたら、

おそらく日常生活は、まともに機能しないであろう…

 

で、ドーデもいい事がそれぞれ個々の事情によって違うけど、一応、ソコは仕方が無いですよね・・・問題意識が同じだったり、似ていたりすることは「気が合う」とか「感性が合う」とか、そーいうことになるし、興味や関心も似ているだろうから、話も合うと思う。

 

自分が、深く関心を寄せている事を「どーでもいい」といわれたら、腹が立つ方も居るかもしれませんが、それもよくある事です。慣れましょう。その人は「別の何かに関心を寄せている」ので、お互い様です。多分、相手の関心事の中には「あなたにとって、ドーデもいい事」が、あると思います。

 

3:利己的な理由によって、無意識 or 意識的に、思考停止させているから。

さあ、いよいよ本題、来ましたよ!

これが「批判に値する」(もしくはその可能性を孕む)思考停止の理由です。

 

これが起きている時は

「思考停止することで、得られる物がある場合」です。

 

例えば、思考を進めてしまうと、当人にとって不利になる場合とか。

もしくは、思考を進めれば、その「当人の主張の矛盾」に気がつくとか。

 

要するに、

「思考停止が、利己的に!行われる場合」は、

問題があるんじゃないか?

 

そして、思考停止しているからじゃなくて、

利己的な動機で、思考停止をしているからこそ、

その発言を聞いた人や、目にした人は

違和感を感じるのではないだろうか?

 

「なんか、変!」って。

 

そして、その違和感は直感だけど、多分、正しい。

 

多くの人が、そういう時、何となく感じるもん。そういうのって。

老若男女、問わないよね、結構、問題発言って。

子供でも、感じてたりする。

「このひと、なんか、いやなヒト!」とか「キライ」とか。

 

だから、「そんなの思考停止だ!」と指摘したくなる。

 だけど、「思考停止だ!」だけじゃ、多分、足りない。

 

【コレコレこういう理由】で、

  あなたは【利己的に思考停止】をしている!

と、指摘しなくてはいけない。

 

なぜなら、根拠の部分が一番重要で、問題になのは、理由の部分だから。

 

たとえば。

 

 A:トランプさんの場合。

トランプさんが、止まらない。

 

www.huffingtonpost.jp
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 大統領選が近づくに連れて、人気沸騰中(?)のトランプさんですが

彼の発言は、思考停止としか言いようが無いでしょう。

 

しかも、おそらく確信犯と思われる。

 

この先、彼の主張は、コロコロ変化する事でしょう。

それは、反日親日になるとか、そーいう事ではなくて。

 

彼は、変幻自在に自分の主張を変えることを、政治家としての一貫性の無さとしてマイナスとは、考えない。その都度その都度、必要に応じて、状況に応じて、変化する自分の言葉を、むしろ「俺流!」と、誇っているふしがある。

 

 彼の主張は、そもそもの主軸にあるテーマを、虚飾する形でしか出てこない。

メキシコをはじめとする移民や、アジア諸国との関係においての主張は

ちょうど、おあつらえ向きの道具であって、小道具のようなものだ。

単純に、現状に対する不満の表現としての、短絡的な主義主張に過ぎない。

 

むしろ思考を停止することによって、彼の目的とするターゲット層の心を掴む事が出来る。なぜなら、思考を停止することで、同じレベルの世界や社会の眺め方になり(もともと似ているんでしょうけど)よりエモーショナルに彼らに訴えかけられる。

 

現状ある問題の事実関係や、現実的な将来に対するビジョン、現アメリカの現状の正確なデータ。そういうものは、そもそも、はなから無視している。思考する気すらない。

 

なぜなら、「そーいうのは、後から考える」

いまは、大統領選を勝ち抜く事。まずは目の前のゴール。それだけ。

 

なんといっても、やり手のビジネスマンですからね。

彼的には「ぶれてな~い!」

 

あ!とうとうテッド・クルーズ議員、撤退しちゃった・・・

あ~~~あ~~~。

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ちなみにトランプさんの、応援団ガールズ。

www.youtube.com

かなり時代錯誤な感じ・・・あ、ごめん。3人とも可愛いよ。

余談だけど、アメリカ大統領選って「誰を大統領にするか?」ではなくて「どうやって、トランプを大統領にしないか?」が焦点になりそうな気がする。なんだか本末転倒だ。それにしても、ドナルドさんたら、大統領候補のマナーというモノを、ぶち壊した革新的な存在だ。おそるべし、アメリカ。

 

と結局、トランプさんの話だとちょっと印象が違うけど、彼も思考停止タイプ。

でも、トランプさんは意図的、意識的だと感じる。

 

一方では、無意識的なタイプも居る。

 

B:国会や議会などでの、野次問題の場合。

 いっとき、連鎖的に起きてた。継続的にぽつぽつ起きている。

www.huffingtonpost.jp

www.asahi.com

 

自分たちの「当たり前」を、正義的に「正しい」と信じている。

批判をされても、多分、何が問題なのか分かっていない。

 

無意識に、自分の価値基準を守りたい。

これまでの既得権益を失うつもりなど毛頭ないから。

自分は、正しいから。これまでも、これからも。

 

そういう場合も、【思考停止】するしか方法が無い。

 

だから、自分の価値観に相反する社会の変化は受け入れられる訳がない。

 

世の中で、現実的に事実として、女性の社会進出、晩婚化、仕事と育児の両立の苦難さ。それが、現象としても数字としてもコレ以上ないくらい、顕れているにも関わらず「なぜか?」を考えない。

 

LGBTが「異常である」と決め付けている決め付けから、一歩たりとも前に進めて「思考しない」自分の価値観を守り切る気まんまんの謝罪会見。

 

結局、問題は【思考停止】しているという事実ではなくて

【自分は正しい】→【自分の価値観を、守りたい】→【利己的】

 

だって、社会のリアルを無視してるじゃ~ん。

現実がそうなっているのに、それじゃ自分の価値観と拮抗するから困る。

だから【思考停止】する。無意識のうちに。

それは、非常に【利己的】だ。

国民に選出されて結果として、政治への参画という職務に就いていながら

利己的な価値観を優先して、公的な場で発言するなど言語道断だし。

 

そして、そんな利己的な理由で、他者に暴言を吐くなんて、

最高に【利己的な】行為だと思う。

だから、非難されて然るべきなのだ。

【思考停止】しているからではなく【利己的】だから。

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